不便さから学ぶ生き方

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突然ですが、皆さんはテレビって見ますか?
「部屋にテレビ置いてないよ」という人も多いかもしれませんね。今はスマホ一台あれば、YouTubeもTikTokも、Netflixも何でも楽しめる時代ですから。

でも、僕はあえて言いたいんです。「テレビ、めちゃくちゃ面白いよ!」と。まだまだオワコンではないよと。

僕は大阪芸術大学の放送学科出身で、学生時代はドラマの脚本を書いたり、実際に映像を作ったりしていました。卒業制作のDVDは、今でも僕の宝物です。

そんな「テレビっ子」の僕が、人生のバイブルとして愛してやまないドラマがあります。 それが、『北の国から』です。

「エモい」の原点。電気も水道もない暮らし

1981年、今から40数年前に始まったこのドラマ、もしかしたら「親が好きだった古いドラマ」というイメージかもしれません。でも、今この時代にこそ、皆さんに刺さるポイントがたくさんあるんです。

舞台は北海道・富良野。 主人公の五郎さんが、幼い兄妹(純と蛍)を連れて、東京から大自然の中へ移住するところから物語は始まります。

実は純くんと僕は同い年、蛍と妹は同い年なんで共感も大きく、いつしか自分の人生に重ねてみている自分がいました。

移住した富良野市麓郷、そこにあるのは、電気も、水道も、ガスもない家。 想像できますか?スマホの充電はおろか、夜の明かりさえありません。

第1話で、都会育ちの純くんが「電気がなかったら暮らせないよ!」と怒るシーンがあります。それに対するお父さん(五郎さん)の返しが、衝撃です。

純:「夜になったらどうするの!」 五郎:「夜になったら寝るんです」

究極のシンプルですよね。 今の僕たちは、24時間コンビニが開いていて、いつでも誰かとつながれる「便利さ」の中にいます。でも、その便利さを維持するために、必死にお金を稼ぎ、時間に追われ、SNSの通知に心をざわつかせています。

お金=幸せ、という「バグ」

五郎さんはこうも言います。
「ここでの生活には金はいりません。ほしいものがあったら自分で工夫して作っていくんです」

今の社会は「お金があれば幸せになれる」というレールが敷かれている気がします。
いい学校に入り、いい会社に入り、安定した収入を得る。 まだまだ、これが正解。
でも、そのレールの上を走ることに息苦しさを感じて、メンタルを削られている人が増えているのも事実です。

そして、五郎さんは『つくるのがどうしても面倒くさかったら、それはたいしてほしくないってことです。』といいます。

考えさせらるセリフです。

五郎さんは世間でいう幸せのレールから外れています。でも、幸せだと思います。そんな生き方を選択してもいいんじゃないですかね。どんな生き方を選択するのかは自由です。

『北の国から』は、そんな僕らに「君らはどう生きる?」と問いかけます。

不便だけど、自分の手で何かを作り上げる手触り感。泥臭い人間関係。きれいごとだけじゃない、お金や性と死のリアル。

便利さと引き換えに、僕たちが失ってしまった「生きる力」を、このドラマは思い出させてくれるんですよね。

最後に

主人公の五郎さんを演じた田中邦衛さんがお亡くなりになり、一つの時代が終わったような寂しさがあります。でも、彼が遺したメッセージは、今の若い世代にこそ響くはずです。

もし「今の生き方にちょっと疲れたな」と感じることがあったら、ぜひ一度『北の国から』を覗いてみてください。 倍速視聴じゃもったいない、心がじわっと熱くなる時間がそこにはあります。

皆さんは、この「不便な生き方」、どう感じますか? 感想を聞かせてもらえたら、すごく嬉しいです!

今回はこの辺で、したっけね!!

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