ちいさいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道

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最近「〇〇パ」という言葉をよく聞くようになりました。なじみがあるところだと「タイパ」「コスパ」、それ以外にコミュパやノウパ、スぺパ、シゲパなどなど。とにかく❝効率よく❞が重視される今、コツコツ努力するなんて時代遅れだと思っていませんか? 堀江貴文さんが「寿司職人の修行は不要」と言うように、テクノロジーの進化で“すぐに結果が出る”ことは確かに増えました。

でも、あえて言いたい。 「小さな積み重ねが、結局一番コスパがいい」という事実を。

僕の座右の銘に「積小為大(せきしょういだい)」があります。 小さなことの積み重ねが、やがて大きな成果になる。逆に言えば、小さなことをおろそかにする人に、大きなチャンスは掴めないという意味です。

「才能」や「運」の正体

大谷翔平選手や、M-1で爆笑をさらう芸人さんたち。彼らの華やかな活躍を見ると、僕らはつい「あの人は才能があるから」「運が良かったから」と片付けてしまいがちです。

でも、それはスマホの画面越しに見える「完成品」のほんの一部に過ぎません。その裏側にあるのは、血を吐くような鍛錬や、誰も見ていない場所での圧倒的な試行回数です。

『鬼滅の刃』の柱たちもそう。彼らが尊敬され、優遇されるのは、死線をくぐり抜けるほどの「積み上げ」があったからこそ。イチローさんはこう言いました。

「ちいさいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」

近道(ショートカット)を探し回って時間を溶かすより、一歩ずつ進む方が、実は目的地に早く着く。これが真の「タイパ」ではないでしょうか。

「不労所得」や「一攫千金」の罠

最近よく耳にする「不労所得」や「お金に働かせる」という言葉。魅力的に聞こえますが、「楽して儲ける」と誤解すると危険です。

例えば、人気YouTuberやインフルエンサー。今日から名乗ることはできますが、一夜でスターになれる人は稀です。HIKAKINさんだって、今の地位を築くまでに何年も動画を投稿し続けるという「小さな積み上げ」をしています。

「2〜3回やってダメなら次」と答えだけを求めて渡り歩く“セミナージプシー”になっても、土台は出来上がりません。 どんなに優れたノウハウも、実践して自分の血肉にするプロセス(積み上げ)がなければ、ただの知識で終わってしまいます。

失敗は「システムのエラーチェック」

最初から自転車に乗れる人がいないように、新しい挑戦に失敗はつきものです。 思うような結果が出ないとき、それを「才能がない」と諦めるのではなく、「次はここを修正しよう」という、データ収集(積み上げ)だと捉えてみてください。

エジソンもライト兄弟も、膨大な「上手くいかない方法」を積み上げた先に、世界を変える発明を手にしました。 『鬼滅の刃』の我妻善逸が、たった一つの技を磨き抜いて独自の極致に至ったように、一つのことをやり抜く力は、何にも代えがたい武器になります。

積み上げたものだけが、あなたを助けてくれる

実は僕も、かつては人前で5分も話せませんでした。それが今では、90分のセミナーを任せていただけるようになっています。それも最近は短いかなと思っています。 発声練習、勉強会への参加、少人数での場数……。 タイパ重視で見れば「遠回り」に見えるかもしれませんが、その6年間の積み上げがあったからこそ、今の自分があります。

コツコツ積み上げて身につけたスキルは、流行に左右されません。 ピンチの時にあなたを救い、揺るぎない自信を与え、想像もしていなかった未来を引き寄せてくれます。


間もなく新年度。 タイパを追求するのもいいけれど、新年度は何か一つ、「自分だけの小さな積み上げ」を始めてみませんか? 何歳からでも遅くはありません。

その一歩一歩が、1年後、あなたを「とんでもないところ」へ連れて行ってくれるはずです。

今日はこの辺で、したっけね!!

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