みなさんこんにちは
ちょうどいいお金のアドバイザーをしています“Masashi”です。
ファイナンシャルプランナー×キャリアコンサルタントとして、お金やキャリア(仕事)の悩みを解決して、Well-beingな暮らしをするお手伝いをしています。
Well-beingは心も体も、そして社会的にも良い状態と訳されています。そして、新しい幸せの定義ともいわれています。ですが、ちょっとわかりにくいですよね。なので僕は“快適な“と解釈しています。ですから、Well-beingな暮らしは、快適な暮らしとなります。
このブログでは快適な暮らしをするためのヒントを発信していきます。
ちなみに、快適は「ぐあいが良くて、非常に気持ちの良いこと」と辞書に書いてあります。
今回は快適ではなく”理想の暮らしを叶える方法”です。どうすれば理想の暮らしに近付けるか?を考えます。
みなさんは、理想の暮らししていますか?
理想の暮らしに必要なものは何だと思いますか?
先に答えを言います。
理想の暮らしに必要なもの、それはライフイメージです。
ライフイメージを持てば、日常での様々な選択肢の中から選びやすくなります。例えば、私がよく質問される「NISAはやった方がいいのか?」や「いつまで働けばいいのか?」がすぐに解決します。
今回はそんなライフイメージについて書きます。
ライフイメージとは
ライフイメージをかんたんにいうと、「私はどんな暮らしを望んでいるか?」を思い描くことです。
理想の暮らしというのは、自分の望む暮らしの完全版といえます。だから、望む暮らしがわからないと理想の暮らしがわかりません。
望む暮らしは、快適な暮らしだったり、幸せな暮らしだったり、人それぞれ、十人十色です。つまり、人それぞれ望む暮らしがあり、唯一の正解がないのです。
だから、自分の望む暮らしを自分で思い描きます。誰かのまねではなく、自分の望む暮らし。なかなかイメージできないという人は「何をしているときが心地いい?好き?楽しい?幸せ?」から考えてみてください。
難しく考えなくて大丈夫です。「美味しいものを食べているときが幸せ」とか「休日はのんびり過ごしたい」「一家だんらんが欲しい」とか何でもいいです。自分が望む状態を思い描いてください。できる限り具体的にイメージするのがいいですね。
望む状態が思い浮かんだら、それが日常にどれくらい入り込めば合格点なのかを考えましょう。満点ではなく60点なのか70点なのかわかりませんがあなたの合格点です。「月に一度は美味しいものを食べたい」「週に3~4回は家族で食卓を囲みたい」「毎日8時間寝たい」そんな感じです。どんな日常が合格点なのかを考えてください。
なかには、10年後とか老後とかをイメージしなくてもいいの?と疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、先ず今のことがイメージできないと将来的なことはイメージできません。ですから最初は「何をしているときが幸せ?」から始めてみてください。
繰り返していくうちに「私はどんな暮らを望むのか?」が浮かんできます。正解はないのですから好きなように自由に想い描いてください。望む暮らしが大きいとか小さいとか、できるとかできないとかは考えないで、そんなのはとりあえず横において想い描いてださい。そして、想い描いているときの心の状態に注意してください。トキメキやワクワク、嬉しいや楽しいなど、プラスの感情でしたか。もし、プラスの感情にならないのであれば、それはあなたの本当の望みではありません。
なぜライフイメージを考えるのか?
ライフイメージがない状態を例えると、
どこかになんとなくお出かけする感じ。目的がなくてもお出かけすることできますよね。買い物でも、映画でも、公園でもどこでもいいです。
ぶらぶら歩いて、「おー新製品だ買おう」と買い物をして、おなか減ったら何か食べて、ウインドを見て「うわー、いいな!!でも高いから買えないな」と買い物を躊躇し、となりを見ると仲良し家族がいて「いいなぁ」と憧れ、次どこ行くかなと迷う。という感じです。
どこに向かっているかわからないけどなんとなく歩けてる。お金もあるから食事も買い物もできる。なんとなくお金も使える。それが、ライフイメージがない状態です。
では、その先にはどんな未来が見えますか?今後いくら必要ですか?いつまで歩きますか?なんとなくだと様々なことが決められないですよね。
ライフイメージがないというのは、なんとなく暮らす、あるいは惰性で暮らすということです。生活はできているけど、どこに向かっているのかがわからない状態です。
そのような状態だと、様々な情報に振り回され、いつも隣の芝生が青く見えます。キラキラに憧れたり、ねたんだりします。そして、将来が見えなくて、なんとなく不安になります。
結果、世の中に正解を求めます。幸せそうな人、キラキラしている人、快適に暮らしている人、上手くいっている人の真似をします。
例えば、FIREが正解と聞けばFIREを目指し、NISAがいいと言われればNISAをはじめ、副業がいいと言われれば副業を始めます。それを繰り返します。SNSで正解を探しまくり、探している最中にまたキラキラが目に入り、自分と比べ落ち込みます。
時には背伸びをし、時にはかなり無理をします。背伸びをしても無理をしても、日々の暮らしにときめいたり、ワクワク、嬉しいや楽しいが増えれば問題ないのですが、もしトキメキやワクワクがなければ、満たされないし心身ともにかなり疲れます。そうなると、近くにあるはずの幸せにも気づけなくなります。
なぜ疲れるのか?
それは、世の中の正解と心の奥底にあるあなたの本当に望む暮らしが違うからです。
“自分が望む暮らし”がわかっていると、キラキラしている人がいても比べて落ち込みません。隣の芝生は青くありません。”自分の望む暮らし”がわかっていると気にならなくなります。
常に判断の基準は”自分の望む暮らし”で、それに近づく行動をします。
おまけに”自分の望む暮らし”がわかっているとブレなくなります。自分の望む暮らしという自分軸が1つ出来がるからです。
ただ、意識してないと“自分の望む暮らし”はすぐに心の奥底に隠れて見えなくなってしまいます。だから、“自分の望む暮らし”が姿を隠さないように、たまにライフイメージを意識することが重要なんです。これが、ライフイメージを考える理由です。繰り返していると無意識にライフイメージに近づく判断や行動ができるようになります。
ライフイメージは目的地
ライフイメージは当面の「目的地」でもあります。目的地(自分の望む暮らし)がわからなかったら計画も立てられないし準備もできません。
例えば、3月に旅行に行くと決めたとしても、目的地が沖縄なのか北海道なのかでは準備が全く違います。暮らしでも目的地(自分の望む暮らし)がわからないとプランも優先順位も決められません。
ですから、ライフプランの前にライフイメージやライフデザインという目的地が必要なのです。
ライフイメージという目的地があれば判断しやすくなります。iDeCo、NISA、家、仕事、これらは全部ライフイメージを実現するための手段です。だから、ライフイメージの実現に必要な、あるいは役立つ手段を選べばいいだけです。目的地がわかれば到達するための手段を考えればいいだけなのです。
ここまで読んで、もっと早く知りたかった、学校で教えてほしかったと思った方もいるのではないでしょうか。
では、なぜ学校で教えてくれないのでしょうか。それは、ライフイメージを考えなくても暮らしていけるし、なくてもそれほど不自由でもないからです。先ほどの例のようになんとなく出かけられてしまうからです。現に皆さんはライフイメージがなくてもここまで暮らしてきましたよね。だから、学校では教えてくれません。
ここまでご理解いただけますか。
現在位置を確認する!
最後に、ライフイメージが思い描けたら、現在位置も確認してください。現在位置は今の暮らしです。旅の目的地があっても現在位置がわからないと目的地に到達することが難しくなります。
現在位置がわからいと「どちらに向かっていけばいいのか」「いま何をすればいいのか」がわからなくなります。現在位置(今の暮らし)と目的地(望む暮らし)がわかれば、現在地から目的地にコツコツ向かっていけば遅い早いの違いはあっても目的地にはたどり着けます。
まとめ
ライフイメージは当面の目的地で、ライフイメージがあるとお金の使い方、働き方、日常生活の優先順位などがどんどん決められます。ライフイメージが描けたら現在位置を確認してそこへ向かって行動するだけ。コツコツと向かっていけば自分が望む暮らしが手に入ります。もし、早くそこに到達したら今度はより理想を追い求めるか、その暮らしを維持してのんびり暮らせばいいんじゃないですかね。
ライフイメージを思い描くといいことがたくさんありますので是非考えてみてください。
したっけね!
コメント